3‐3のまま、試合はもつれても清水監督には目算があった。それはGK1高路地琉葦の存在。
「PKには自信がありますから」と監督からの太鼓判に本人も「高校に入ってから1度もPKで負けたことがなく、その試合に自分が出ていたので、自信があります。誰にも負けないです」とキッパリ。実際のPK戦では3本中、2本は枠外で、1本はセーブで止めたが、GK1高路地によれば、読みの世界。試合中の相手の癖、PKの際の表情を観察したうえでこれまでの経験と照らし合わせているという。枠外に仕向けたともいえる。
1回戦を突破した札幌大谷、強豪。市立船橋とどのような試合を見せてくれるだろうか。
(文・写真=佐藤亮太)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)