「辛抱強くできていたが、アディショナルタイムにあのような形で失点するってことは、まだまだ甘さだったり、隙があるということ。そこをしっかりとしていかないと次のラウンドには進出できないですね」と苦言を呈した。

 「昨年は1つ1つ階段を上って行く感じで決勝まで行きました。同じように上り、夏に1試合でも多く厳しい試合をして、冬の選手権に向けて繋げたい」と指揮官は昨年度の再現を狙う。

 次戦3回戦に向けて「今日の試合は70分の中に主導権を握られる時間があったので、次は主導権をずっと握りたい」と意気込みを語った鈴木監督。桐光学園は3回戦で近大和歌山(和歌山)に2-0で勝利し勝ち上がってきた作陽学園(岡山)とベスト8をかけて対戦する。

(文・写真=古部亮) 

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)