「1年から全国大会に出させてもらっていてまだゴールが無かったので、嬉しかったです」

 3年になってゴールへの意識が高まった大谷。意外にも夏冬含めこれが全国初ゴールとなった。

 その後も相手を圧倒した昌平は、さらに1点を追加し4-0で2回戦を突破。大谷は「後半圧倒出来たというのは今年の強さ」と胸を張った。

 しかし、快勝してもなお「(前半)自分も2本シュートを打った中で枠に飛ばなかったというのは個人としての課題ですし、守備の部分で前半はハマっていなくて、後半はやり方を変えたんですけど、(前半のうちに)自分が気付いて修正できたらもっと点が取れた」と反省。ハーフタイムに入る前に自分たちで流れを変えることができなかったことを悔やんだ。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)