敗れた静岡学園の川口修監督も「相手の守備の強度と、攻撃の仕掛ける速さ。そういうところに差がありました」と神村学園の強さに脱帽した。今の神村学園は勢いだけじゃなく、貪欲にゴールを狙う意識や、選手全員の守備意識の高さ、そして鍛え抜かれたフィジカルと走力がこのサッカーを支えている。 同校史上初の日本一を目指す神村学園。先輩たちも成し遂げられなかった偉業まであと2勝。次戦の相手は直近4大会で3度目の準決勝進出を果たした米子北だ。このインターハイで結果を出し続ける難敵との一戦になる。 米子北との準決勝は8月2日、9時半からJヴィレッジスタジアムで行われる。
(文・写真=会田健司)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)