後半も一進一退の攻防が続く。45分には米子北が決定機を迎える。シュートをGKが弾いたところをFW西尾潤星が詰めるもポストに弾かれてしまう。

 すると49分、今度は神村学園がチャンスを作ると、MF大成健人のお膳立てから名和田が押し込み先制ゴール。神村学園が均衡を破った。

 その後も両チームが激しいぶつかり合いを展開したが、最後まで相手にゴールを割らせなかった神村学園が1点を守り切り、歓喜の瞬間を迎えた。

 決勝に進出した神村学園はあす3日にJヴィレッジスタジアムで、帝京長岡と昌平の勝者と対戦する。

(文・写真=会田健司)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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