昌平MF長璃喜の父・成憲さん

 8月3日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)決勝がJヴィレッジスタジアムで行われ、昌平(埼玉)が3-2で神村学園(鹿児島)を下し初優勝を飾った。

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 ここまで3度の挑戦で3度跳ね返されてきた鬼門の準決勝を突破し、初の決勝を迎えた昌平。決勝戦の舞台となった福島県のJヴィレッジスタジアムには2,000人を超える観客が詰めかけ、昌平サッカー部を中心とした応援団もバックスタンドで大きな声援を送った。

 選手の家族も沢山スタンドで見守る中、昌平の選手たちは劇的な逆転勝利で日本一に輝いた。スタンドには2G1Aと大活躍を見せたMF長璃喜の父・成憲さんの姿も。成憲さんは「ずっと何試合か調子が上がってなかったので、最後にこうやって結果を出せてよかったです」と胸を撫で下ろし、「正直まだ実感が湧かないですけど、先輩たちが本当に良いプレーをしてくれて、本人があると思います。あの先輩たちがいなかったら本人も良いプレーが出せないと思うので、キャプテンの(FM大谷)湊斗君だったり、(FW鄭志錫)チソ君だったり、みんなに感謝です」とチームを引っ張ってきた3年生やチームメイトに感謝した。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)