「事前に情報を仕入れたのですが、凄く一生懸命やるチームだと。国分寺、東大和、片倉、東久留米総合とか練習試合やったと聞いていたので…チームを見てもタッパもあったし、気持ちもありましたし、情報通りで油断できないと思ったのですが…」
それでも立ち上がり2分で先制し、その後も効果的に追加点を奪い、試合の主導権を握った都立日野台だったが、前半アディショナルタイムに合同チームのMF2緒環良吹に見事なゴラッソを決められ嫌な形でハーフタイムを迎えた。
「ずっと頑張ってたので、あの右サイドの子が…嫌な選手だなと思ったのですが、常にシュート狙っているというのが…ハーフタイムにも選手たちには言いましたが『彼のように(どんな状況でも)常にシュート狙っているのが大事なんだよ。ああいうのがないと怖くないんだよね。』と話はしました。その1点で崩れてたら絶対都大会はない。『この1点も含めて全員で80分間で勝ち切ろう』と話しました。キャプテン中心にその後もブレることなくやれることをやってくれたと思います」
【次のページ】 都立日野台・磯村雄大監督が合同チームに魅せてもらった「諦めない気持ちの大切さ」(3)
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選