ハットトリック達成の東洋大京北FW10林恭成

　東洋大京北にとっては幸先よく先制するものの、主導権を握りきれずに追いつかれ逆転を許す序盤の展開。ゴールハンターFW10林恭成がその嗅覚と個の能力を発揮しハットトリックで再逆転を果たすも直後に1点を返されるというシーソーゲーム。

　「ウチは今3年生が1人しかいなくて…チームとしては若いので、1点取ってみんなで前に行こう行こうとなって、そこに気を取られて点を取られてしまいました」。加えて「狙っている攻撃が点に結びつけられませんでした。理想はもう少し（繋いで）崩したかったのですが、緊張や焦りからなのか蹴ってしまいましたね」と試合中、ほぼベンチに座ることなくピッチ脇で選手を見守り続けた高橋監督にとっては気が気ではない80分間だったかもしれない。

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