大会を終え「夏は和倉、青森、今大会とやってきて、攻撃の部分もそうですし、自分たちがやりたいサッカーはだいぶできるようになってきた」と手応えを語ったのは宮澤主将。今大会では前回優勝校のキャプテンとして開会式で選手宣誓を務め、プレーでも切れ味鋭い動きで存在感を示した。

 インターハイで県予選を突破できなかった日大藤沢にとって、この夏の強化は15日に初戦を迎える選手権の結果に直結する。それだけに「圧倒的に決定力が足りなかった。いくら攻めていても、点を取って勝たなければ、いいサッカー、いいチームで終わってしまう。そうやって終わりたくはない」と点を取り切れなかったことに危機感も口にした。

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▽令和6年度日本大学体育大会(高校の部)サッカー競技会
令和6年度日本大学体育大会(高校の部)サッカー競技会