結局、全ての得点に絡んだ荻野だったが、自身への評価は「まあ70点とかですかね。やっぱり抜いた後にどうしてもファールされてしまうとこあるので、もっと置き去りにして、もう相手が触れないドリブルをしていきたいなと思います」と辛口だ。

 「やっぱり歴代の10番の先輩たちもすごい巧くて結果も残しているので。湘南工科の10番が試合で機能しないと話しにならないので自分がもっと違いを出して、今日は結果っていうところでチームに関われたので、もっと点のところを増やしたり、シュートのところをもっと質を上げて『湘南工科の10番はこんなもんじゃねえぞ』っていうところをこれから先も見せていきたい」と成長を誓った。そして「目の前の試合を1試合1試合、一戦必勝でやっていくだけです。そこは湘南工科のスタイルを忘れないで1試合1試合大切に戦ってその結果が神奈川制覇に繋がっていけば良いのかなと思います」と話した。

(文・写真=西山和広)

▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選