当初は左SBでの起用を見込まれていたが、右SBの桒原陸人(明治大)が離脱。代わりに招集された池田春汰(筑波大)が左SBを本職とするため、布施が右SBに回る形になった。
イレギュラーな状況にも動じない。それが布施の良さでもある。チームではボランチを主戦場としており、いろんなポジションができる点は自身の強み。「与えられたポジションの中ですぐに適応して、自分のプレーやチームに必要なプレーができるのが強み」と胸を張り、今予選も与えられた場所での活躍を誓っていた。
25日に行われたトルクメニスタンとの初戦はベンチスタートだったが、布施は1-0で迎えた後半開始からピッチに送り込まれる。右SBに配置されると、アグレッシブなプレーで攻撃に関与。すると、投入直後の49分に高精度のクロスを右サイドから入れ、FW神田奏真(川崎)のゴールをお膳立てした。
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