関東一イレブン

 10月14日、第103回全国高校サッカー選手権東京予選2次予選2回戦が行われ、初戦となった関東一都立南葛飾に1-0で勝利を収め3回戦進出を決めた。

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 開始直後からほとんどの時間を攻撃に費やした関東第一。しかし、都立南葛飾の驚異的な粘りに苦しみ、ようやくゴールをこじ開けたのは試合終了間近の79分だった。そんな苦しい戦いをベンチで見守った関東第一・小野貴裕監督に試合後、お話を伺った。

―――お疲れ様でした。まずは試合を終えての感想をお願いできますか?

 苦しいゲームでした。はい。(ここでフーッとひと息入れてから)ひとつ欲を言えばなんですけど、1つのシュートで点を取るっていうことだけじゃなくて、やっぱり1つのシュートのこぼれがあったりとか、2次攻撃、3次攻撃の中でいければ良かったんですけど、少ない手数と少ない人数で点数を取ろうとしてしまいましたね。結局、必ずキーパーがいるのでフィールドの中で1対1になってたとしても、シュートシーンだとキーパーを入れたら2対1で数的不利になっちゃうわけで。やっぱり本来はそこにもうプラス1がないと同数にもならないし、そうなって初めてゴール前の厚みになると思うので、シュートチャンスはありましたけど2対1でゴールに(向かって)入れてたかは課題があったのかなと思います。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選