「感じることはあります。でも自信をもって、試合に臨めるよう、普段の自主トレから意識をもって取り組んでいます」(MF11原星也・3年)。この意識の高さも静岡学園の強さなのかもしれない。

 「自分たちがやってきたことを出せないことが最も成長を止めてしまいます。(良さを)出し切って、なおかつ相手を上回る。これが育成年代で大事なことです」

 高校サッカーのあるべき姿のひとつを川口修監督は示した。

(文・写真=佐藤亮太)

▽第103回全国高校サッカー選手権予選
第103回全国高校サッカー選手権予選