今大会の応援マネージャーを務める月島琉衣さん(写真=日本テレビ)

 第103回全国高校サッカー選手権に向け「高校サッカー応援マネージャー」の就任が発表され、20代目に俳優で現役高校生の月島琉衣(つきしま・るい)さんに決まった。この発表を受け、都内で就任会見が行われた。

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 「応援マネージャー」といえば新垣結衣さん、広瀬すずさん、永野芽郁さん、本田望結さんら現在、活躍する俳優・タレントを輩出した、いわば登竜門。

 「応援マネージャーは憧れていたので、就任できて嬉しいです」と第一声の月島さんはサッカー経験者。小学3年から6年までの4年間、プレー。小6のときに女子チームのキャプテンを務めていた。ちなみにポジションは当初をトップだったが小6のときにセンターバックでプレーしたそうだ。

 理想の応援マネージャー像について問われた月島さんは「選手たちの背中を押してあげられるように元気いっぱい、全力応援できるマネージャーになりたいです。見てくださっている方にも選手の頑張り、努力を感じていただけるよう、感動を届けられればいいなと思います」と話すとともに「(応援マネージャーは)一生に一度の大きな経験。少し緊張していますが、新しい発見があると思うので、とても楽しみです」と抱負を語った。

 今後、抽選会、開会式などで登場する予定だが、「解説に挑戦したい」と猛アピール。放送席に座る月島さんの姿が見られるかもしれない。

 また歴代の「応援マネージャー」が挑戦した恒例のリフティングチャレンジ。これまで最高が15回だったが、今回19回と見事、記録更新。負けず嫌いの月島さん、リフティングチャレンジにむけ、毎日、練習を行ったそうで、その甲斐あっての歴代1位。

 「サッカー経験があったので(歴代)1位になりたいなと思いながらも不安はありましたが、実際にできてよかったです」と安どの表情を浮かべた。

 各地の激動を経て、全国から集う選手たちにむけ、月島さんは「努力して、頑張ってきた選手はたくさんいると思います。どんな結果になっても最後は楽しかった、頑張れたと人生のひとつの思い出になれるよう、わたしも全力で応援します」とエールを送った。

(文・写真=佐藤亮太)

▽第103回全国高校サッカー選手権
第103回全国高校サッカー選手権