FWオノボフランシス日華のゴールで先制した山梨学院だったが、47分、東海大甲府のFW勝見周也に同点弾を浴び、試合を振り出しに戻されてしまう。しかし、68分に山田とはプライベートでも仲の良いというFW小河原瑛太がゴールを決め、山梨学院は2年ぶりの全国を勝ち取った。
「『試合前に点を決めたら逞人のところに行くよ』とて言ってくれて。一番仲が良い瑛太が決めてくれたことは、本当にうれしいです」
かくしてチームメイトが選手権出場権を獲得してくれたことで、自らの希望が繋がった山田だが....。
「怪我をした瞬間は、『あっ痛っ。なんやこれ?』みたいな感じだったんですけど、病院に行ってレントゲンの写真を見たときは絶望でした」
▽第103回全国高校サッカー選手権山梨予選
第103回全国高校サッカー選手権山梨予選