阪南大高MF福本一太主将、県予選無失点の新潟明訓を「こじ開けたい」　指揮官は「とにかく初戦」

　「前回は開幕戦を引いたので、そこさえ引かなければいいかなと思っていました。こうやって抽選で山を見たりすると色々感じることもありますね」と話したのは濱田豪監督。インターハイでは優勝候補の大津を1回戦で破った策士はトーナメント表を眺め思考を巡らせていた。

　3年前に出場した際、指揮官は「目標は1勝です」と謙虚な姿勢を崩さなかったが、始まってみればFW鈴木章斗(湘南)が3戦7発と大爆発。得点王に輝くなど、大きなインパクトを残した。今回も目標を聞くと「一緒ですよ。とにかく初戦をクリアできるようにしたい」と前回同様、初戦突破が目標と語った。

　「前回は上手く出来たところもあったので、選手が経験できていない分、こっちは経験できているので、そこが全然違うと思う」3年ぶりという事もあり選手たちはこの舞台を経験していないが、いままでの経験はチームとして蓄積されている。