来季から愛媛FCとプロ契約を結ぶ愛媛FCU-182年DF島佑成
また、島は今年8月にフレンドシップ協定を結んでいるSCフライブルグ(ドイツ1部)のU-21チームに短期留学。U-17日本代表としても9月に第26回国際ユースサッカーin新潟(優勝)、11月にクロアチア遠征を経験した国際経験に立脚した、その先の目標についても言及。
すでに日常会話レベルではまったく問題ない英語の語学力。加えて「センアーノ神戸ジュニア時代に相手の目を見てプレーすることを教えられて、予測のプレーができるようになった」インテリジェンス性と「フライブルグU-19の練習試合に1試合出させてもらった時にもしっかり声かけをできれば問題なくプレーできることを知った」実体験を踏まえ、「まずは愛媛FCで結果を残すこと」を前提に「(日本人所属チームではまだない)UEFA(欧州)チャンピオンズリーグ優勝を自分のいるチームでしてみたい想いはあるし、W杯優勝も自分の夢。期待に応えられるように頑張りたい」と大きな夢を語った。
「世界で活躍できる選手を輩出するクラブフィロソフィーを実現する上でもさらなる高みを目指してほしい」と青野大介・愛媛FCゼネラルマネージャーも激励したように、日本のみならず世界でも重宝されるレフティーでのサイドバック、センターバック、ボランチの守備的位置をすべてこなせ、積極的攻撃参加にも長ける島佑成の武器は、本人も課題にあげるフィジカル、クロス向上が為されればさらに輝きを増すはず。
兵庫県で育まれ、愛媛の地で人間的成長を加えた俊英は、まずは来月、愛媛FCU-18での大仕事となるプレミア復帰を果たした上で、来季「自分の目指すイメージはマルセロ(元ブラジル代表)。周囲からはジョルデイ・アルバ(元スペイン代表)を目指せと言われる」左サイドバックレギュラー獲得と、愛媛FCでの躍動を目指す。