流通経済大柏イレブン
東京都世田谷区の駒沢陸上競技場会場では、MF14青木嘉宏(2年)の2ゴールをはじめ、計5ゴールと大分鶴崎(大分)相手に攻撃力を誇示した帝京大可児(岐阜)が前橋育英(群馬)に挑む。2回戦では愛工大名電(愛知)に終盤猛追を許し、PK戦で辛くも勝利した前橋育英は、DF2鈴木陽(3年)らの4バックの守備原則整理が必須。状況次第では壮絶な撃ちあいとなりそうな予感も漂う。
千葉県千葉市のフクダ電子アリーナではプレミアEAST4位・流通経済大柏とプレミア王者の大津(熊本)というビッグカードが実現した。優勝候補の最前線にある両校がこの段階で対戦してしまうのはあまりに惜しい思いもあるが、22人が組織的に攻守で関わりゴールへの最適解を探り続けることは保証できる両者。どの選手がではなく、80分間すべてのプレーが見どころになる。
▽第103回全国高校サッカー選手権
第103回全国高校サッカー選手権