先制点を決めた東福岡FW9伊波樹生(写真=矢島公彦)

 1月11日、第103回全国高校サッカー選手権の準決勝第1試合が行われ、東福岡(福岡)は前橋育英(群馬)に1-3の逆転負けを喫し準決勝で姿を消した。

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 11分に右足で合わせて先制ゴールを決めた東福岡FW伊波樹生(3年)は「3失点しても、その分自分が点を取って勝たせたかったですけど、それができなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです」と、ストライカーとしての強い責任感を滲ませた。

 「人間性」の面が一番この3年間で成長したと話す伊波。「ヒガシを途中で辞めようと思ったこともありましたが、監督と仲間を信じてやってきて良かった。ヒガシじゃなかったら自分はここまで成長できなかったし、みんなのお陰で国立まで来られた。本当にその思いしかないいです」と東福岡のスタッフとチームメイトへの感謝を口にし、選手権の舞台を去った。

(文・写真=田原豊)

▽第103回全国高校サッカー選手権
第103回全国高校サッカー選手権