それでも8強の壁は高かった。「できるシーンと、できないシーンで言うとやっぱり失うシーンが多かった。まだまだ差は大きい。でも変に引いてブロックを敷いて守る形はとらなかったので、チャレンジしたことでそこを感じられた。それを打開するために、力を付けないといけないと感じてくれればこれから変わって伸びていく。その上で色んな戦い方が出来れば、引き出しが増えてチームとしてもいい」

　確かに差は大きいが、新チームがこの時期にこの経験を積めたことが、彼らの今後の成長に繋がる。上原コーチは敗戦に悔しさを滲ませながらも、ポジティブにこの試合やこの大会を総括した。

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▽令和6年度埼玉新人戦（新人選手権大会）
令和6年度埼玉新人戦（新人選手権大会）