東京成徳大深谷は宮崎日大を「この大会で最も強い相手」と捉え、入念に準備を進めてきた。伊藤は「相手の背後を狙い、それに対してみんなが繋がり、攻撃をしていくこと。そしてボールを奪われた際には前線から素早くプレスをかけることを徹底していました。それが試合で発揮できたのが勝因です」と胸を張る。

　この大会での勢いをシーズンにつなげるためにも、「(この大会は)まずは勝ち切ることを最優先にしたい」と伊藤。続けて「2025シーズンはリーグ戦全勝が目標。どんな試合でも1点を大事にし、1-0でもいいから勝つことを意識していく」と力を込めた。

(文・写真＝古部亮)