北照イレブン

　「北海道を出たときに、挑戦者という姿勢ではなく、勝つつもりで戦わないといけない」(武藤監督)と今大会の北照は「胸を借りる」意識を捨て、「勝つ」意識を持って挑んでいるが、「その意識は少しずつ変わってきているが、まだまだ実力不足を痛感している」と心中を武藤監督が吐露。

　もう一回り強くなるために指揮官は「チーム戦術の向上のために、個の力を伸ばすこと。守備では、一人で奪い切る力。攻撃では、一人で相手を剥がす力。そうした個人の力をを高めながら、チーム全体のベースをさらに引き上げていきたい」と力を込めた。

　大会も残り2日。北照の新シーズンへの挑戦は、これからがスタートだ。

(文・写真＝古部亮)

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