日本人学校の子供たちと記念撮影(写真提供=大阪サッカー協会)

 試合は前半から大阪府サッカー協会2種選抜がボール保持率を高めFW高瀬やFW首藤がシュートを放つも決めきれず。対するMVVマーストリヒトU-18は鋭いカウンターからゴールに迫り拮抗した時間が続いた。前半17分、大阪府サッカー協会2種選抜は前線からのプレスでボールを奪取し、MF杉田がGKとの1対1の決定機を迎えるも決めきれず。その後一進一退の展開が続き、前半の45分を0-0で終えた。

 後半も前半同様の展開が続き、何度かFW岡崎がゴールに迫るも、スコアは動かず両チーム共に我慢の時間が続く。66分に疲れが見え始めた両ワイドFWに変えて、本遠征初出場となる15FW木村朋哉と11MF橋本塁を同時に投入し、前線の活性化を図る。対するMVVマーストリヒトU-18もSBの背後のスペースを意図的に狙い、クロスから得点を狙う。迎えた70分、中盤でMF橋本がボールを奪い、DF高橋からの背後へのパスに反応したMF曽越がGKとの1対1を制し、待望の先制点が生まれる。これで勢いづいたかに見えたが、74、76 分とたて続けにMVVマーストリヒトU-18に決定機を作られてしまう。しかしここは、GK上山やDF石田が最後まで粘り強く対応し、なんとか失点を防いだ。その後疲れが見え始めた相手に対して、81分にMF白石からのパスに反応したFW岡崎が単独でDFラインを突破し、そのまま2戦連発となる得点を奪うことに成功。その後スコアは動かず、2-0で大阪府サッカー協会2種選抜が勝利を収めた。