「チームの結束力を高めるために2年生(新3年)がやり始めて、自分もやりました」(遠藤)と目を引く丸刈り頭の理由を明かす。「チームの結束力は強いです。一人ひとりの技術は高くないからこそ、チーム一丸となって戦わないといけないと思っています」。

　北照にとって今大会は、貴重な実戦の場となっている。北海道では冬から春にかけて、積雪によりこの時期はまだ屋外でプレーすることができず、体育館でのパス回しや5対5のゲームが練習の中心だ。遠藤は「宮崎に来ることで、他の北海道のチームよりも多く実戦の機会を得られる」と笑みを浮かべた。

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