「副キャプテンとして、ゲームキャプテンで試合に出ることはよくあったので、慣れてはいたんですが、全体を動かしていくことはやはり難しいことなので、まだ僕にはその力が全然ないと感じました」と唇をかむも、「最初の僕のPKでチームがイニシアチブを握っていったと思います。これからチームワークを作っていく側の立場になれるように頑張りたいと思います」と前を向いた。
そして、この日の結果から5回戦(ブロック決勝)の相手は、今年のK2リーグでも対戦を控える市立橘に決定。これを受けて柴田は「次の相手の橘は絶対負けられない相手ですし、毎年その先の準々決勝のところで負けてしまうので、自分たちの代では絶対にその次に進みたいと思っています」と意気込んだ。続けて「僕たちのチームは全国制覇を目標にやっているので、関東大会では当然優勝を狙っていきたい。その先にインターハイ、選手権でも全国大会にまず出場して、全国制覇を目指せるように戦いたい」と闘志をみせた。
柴田は副キャプテン、エースストライカーとして2016年の高校総体(インターハイ)以来の全国大会出場、そして初の全国制覇を目指す。
(文・写真=西山和広)
▽令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選
令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選