「3年の始まりの時とは全然違う自分がいる」と語るように、彼のプレーには変化があった。

 その成長を、指揮官である中村航綺監督も認める。

「1年から使ってるけど、ずっとディフェンスでやらせてたんです。でも、今回の選手権に向けて前に抜擢した。感情のコントロールができなかった時期もあったけど、下に落とした時間があったからこそ、今があると思う」

【次のページ】 ぶち込んだ、ぶち破った 光明相模原DF横山兼志、“個”を超えた夏の証明(5)

▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選