「応援に来てくれた方に挨拶するとき、申し訳ない気持ちになった。もっと全国で自分たちの試合を見せたかった。悔しさと後悔がこみ上げてきました」
2点を追う70分、自らのヘディングシュートで1点差に詰め寄るも、その後再び突き放され試合終了のホイッスル。「ラインの設定とかで弱気になってしまった。責任を感じている」と唇を噛んだ。
そんな氷見の姿に、金沢学院大附の北一真監督は「能力は抜群に高い」と評しつつ、「あとは自分自身でゲームの状況を読めるようになれば、もっと上に行ける。今日のような試合を糧に、もう一段階成長してほしい」と期待を寄せた。
【次のページ】 金沢学院大附CB氷見悠翔の目から大粒の涙「悔しさと後悔がこみ上げてきた」「もっと長い時間、全国でプレーしている姿を親に見せたい」(3)
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)