大津MF10福島京次(写真=古部亮)
8月1日、令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の準決勝がJヴィレッジスタジアムで開催され、第1試合では大津(熊本)が流通経済大柏(千葉)を0-0(PK:9-8)で破り決勝進出を決めた。
前回王者の昌平との準々決勝ではプレミア勢対決とは思えない程に相手を圧倒し、5-0で完勝した大津。しかし、昨年度の選手権3回戦の再戦となった準決勝は逆に相手に押し込まれ大苦戦。なんとか0-0のまま前後半70分を乗り切り、PK戦(9-8)で勝利し昨年の雪辱を果たした。
今大会ここまで4戦19発と圧倒的な強さを見せつけてきた大津が、この準決勝では相手の守備の強度の高さやプレースピードの前に攻撃が上手く機能せず、試合を通して押し込まれてしまった。中でもここまで抜群の存在感を発揮してきたキャプテンのMF10福島京次(3年)がほとんど仕事をさせてもらえず。大黒柱である福島を止められてしまったことで、チームの攻撃の威力は激減してしまった。
【次のページ】 インハイ決勝進出を決めた大津MF福島京次、今大会ここまで別格のプレーも流経に抑え込まれ「不甲斐ないプレーをしてしまった」(2)
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)