ボランチの朝倉瑛仁(3年)は「自分は中1の頃、ちょっと指摘されると落ち込んだりしましたが、厳しい競争の中で鍛えられ、メンタルも強くなりました。自分に足りなかったことが身に付き、相手の出方を見ながらいい判断をしてプレーできるようになりました」と成長を実感しているという。
折原はこうも付け加えた。「ひとりの人間として、社会に出てからも通用する人格形成をしてもらっています」。これはクラブの理念のひとつでもある。
22年に埼玉県内の中学生年代の指導者有志で、SAITAMA LIGA TOTAL UPという私設リーグを設立。育成年代により多くの真剣勝負の場を提供し、選手のスキルアップとチーム強化を目的に立ち上げた。
【次のページ】 2年連続で日本クラブユース(U-15)選手権に臨むグランデFC 唯一無二の偉大なるチームを目指して歩みを進める(4)
▽第40回日本クラブユースサッカー(U-15)選手権大会
第40回日本クラブユースサッカー(U-15)選手権大会