合同7は令和8年度から和光国際と統合となる和光と新座総合による混成チームだ。和光からはMF9後藤蓮太朗(3年)が登録され、新座総合側はサッカー部以外にもバスケ部、バドミントン部、クッキング部など他部活からの助っ人で構成されている。河津監督は「上下関係があまりなく、1年生も上級生に意見を言える雰囲気がある」とチームの特色を語った。

 試合では「スペースを使ったプレー」「集中力を切らさない」「リスタートで相手の隙を突く」の3点を徹底。先制を許しながらも冷静に試合を進め、FW14貫井奏良(3年)が長身とスピードを生かして2ゴール1アシストの大活躍を見せた。河津監督は「6月まで彼はバスケ部だったが、引退後に誘ったら加入してくれた。身体能力がずば抜けていた」と貫井を高く評価。さらに「ヘディングの高さは武器で、運動欲求が強く真面目な性格。遊びの中で技術を磨いてきた」と成長過程を語り、「ゴール前の1対1も1週間かけて練習していた」と努力を称えた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選