浦和学院は前回準優勝の昨年と同水準の力を秘め、昨季からの主力であるMF平昭一哉(3年)が中盤のかじを取り、DF北山陸(2年)が守備を統率。門倉佳希(3年)は得点力の高いMFだ。市立川口はGK髙梨結生、DF阿部龍大(ともに3年)が昨年の経験者で守備の中心。MF杉本響(3年)のロングスローと正確なキックで上位進出を目指す。
2連覇を狙う正智深谷は今季の実績がなく、S1リーグも8位と不振だが、FW坂井直人やDF長南結人(ともに3年)ら3人が全国高校選手権に出場。武蔵越生も今季の成績はいまひとつながら、FW森一馬やMF飯塚蒼大(ともに3年)ら昨年のレギュラーが5人も残った。
関東高校大会予選8強の西武文理は1、2年生主体でも攻守にバランスが取れ、S3リーグは4位と好調だ。同予選ベスト8でS3リーグ3位の埼玉平成は、大型アンカー伊勢亀譲とボランチ中村悠亜(ともに3年)が昨年からの主力で、中盤での連係は如才ない。
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▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選