前半に幸先よく先制した西武文理は、その後追加点こそ奪えなかったものの、守備陣が集中を切らさず粘り強く対応。田﨑は52分に交代するまでゲームキャプテンとしてピッチ上で声をかけ続け、チームを統率。最後までリードを守り抜き、1-0で初戦を白星で飾った。

　田崎は「1、2年生にはみんなで自覚を持ってやろうと話していた。自分たちにできることを全力でやって、最後まで戦い抜く」と誓い、「選手権は何が起こるか分からないので、集中を切らさず絶対に勝ちたい」と決意を新たにした。

(文・写真＝古部亮)

▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選