東京国際大学とトレーニングマッチを行うU-17日本代表

 2試合目の東京国際大学戦は前半4分、背後のスペースに走り込んだFW浅田大翔(横浜FMユース)が決め、先制。後半17分に失点したものの、後半27分、左サイドのクロスからMF姫野誠(千葉)が頭で合わせて、勝ち越し弾を決め、2-1で競り勝った。

「2試合とも想定していた良い試合。想定の範囲内の強度、攻守のある素晴らしいゲームをしてくれた選手に感謝したいです」と廣山望監督。「PK戦を勝てたことも自信につながります。積み上げたものが結果になりました」と強い手ごたえをつかんだようだ。

 大学生相手の練習試合。内容・結果もさることながら、合宿の目的はあくまでも確認。

 廣山監督は「ワールドカップというより、いままでやってきたことをあわせていく、コンディションもあわせていく。これまでのことを整理しながら最後にしっかり出していくのがテーマ」と特別なことはせず、カタールにむかう。

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