そのなか、2試合目、東京国際大学戦で3バックの中央CBで起用されたDF藤田明日翔(川崎U18)。「(合宿では)これまで積み上げたきたものがあったので、チームとして同じ方向を向いて、狙いを合わせられて良かったです。(CBとしては)全方向に指示を出せますし、一番強い相手FWがつくと思うので抑えられれば、試合を優位に進められます」と守備陣の役割を示した。「最近ずっとワクワクしています。楽しみです」と胸の高鳴りを感じ、決戦の地にむかった。
国内合宿を終えたU-17日本代表はカタールへ移動。廣山監督も留意した懸念材料は昼夜の寒暖差が激しい現地の気候。100%に近いコンディションでいかに選手を送り出すか、廣山監督はじめとしたスタッフ陣の腕の見せどころとなりそうだ。
(文・写真=佐藤亮太)

