神村学園FW徳村楓大

 11月16日、第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選の決勝が白波スタジアムで行われ、令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)王者の神村学園と前回王者の鹿児島城西が対戦。3-0で勝利した神村学園が5戦38得点・2失点という圧倒的な強さで2年ぶり12回目の選手権出場を決めた。

【フォトギャラリー】神村学園 vs 鹿児島城西

 そんな快進撃の中心にいたのが、FW徳村楓大(3年)だ。準決勝は前半6分、決勝は前半12分と、どちらも早い時間帯にネットを揺らし、神村学園に主導権をもたらした。いずれのゴールもクロスからの形で、「先制点は意識していましたし、PKスポットに入って決めるのは練習してきたこと。その成果が試合で出せたと思います。クロスから得点すること、早い時間に先制して良いゲームに持ち込むことは常にチームで徹底してやってきたので、それがうまくハマった」と胸を張る。全国大会については「まずはチャレンジャーとして戦いたい。夏に全国優勝しているので、選手権でも全国で優勝したい」と力強く語った。

【次のページ】 J1町田内定の神村学園FW徳村楓大「選手権でも全国で優勝したい」(2)

▽第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選
第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選