「強豪校から来ている選手ばかりで、サッカー以外の礼儀や挨拶も大事だと思えた。それにボランチの松浦旺生は周りをしっかり見ていて、パスがめちゃくちゃ上手い。自分はあまり見えていないので、自分の物にしたい」。小笠原の言葉通り、関西の精鋭たちとプレーすることで選手たちの視座は上がっている。

 また、普段は対戦する機会がない社会人チームの基準を知れた価値も大きい。「通用する部分はありつつもスピード感はいつもの練習でやっている時とは違って、やりづらさはあった。球際の強度とビルドアップでゲームを持っていく声掛けやゲームメイクは通用した。反対にFWの動き出しが速くて、対応が遅れたのは反省点」。そう話すのは田原で高校卒業後のプレーに生きるだろう。22日の最終日は紅白戦を実施予定。貴重な経験をそれぞれが生かし、2026年の飛躍に繋げていく。

(文・写真=森田将義)