藤枝順心イレブン
均衡が破れたのは28分だった。内野が左サイドから送ったクロスにMF10野本心菜が飛び込み、ヘディングシュートで先制。さらに33分には内野の左CKからゴール前の混戦となり、最後はFW67花澤麻里が押し込んで追加点を奪う。前半終了間際にもルーズボールをキャプテンのMF7高田理乃が狙うなど攻勢を続け、2点リードで前半を終えた。
後半も藤枝順心の勢いは衰えない。36分には内野のCKからDF46嵯峨楓香がヘディングで狙い、40分には野本がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。キャプテンの高田が左隅へ冷静に決めて3-0とした。反撃したい常葉大橘だったが、藤枝順心の素早い寄せに苦しみ、なかなか自分たちの形を作れない。50分には花澤から高田へとつなぎ、高田の左足クロスを野本が押し込んで4点目。勝負を決定づけた。
それでも昨年王者は最後まで戦う姿勢を崩さなかった。63分には大村のCKからこぼれ球をMF11八木陽彩が狙うがDFがブロック。すると70+3分、大村のFKにFW9松井さつきが合わせて意地の1点を返した。試合終了の笛まで諦めずにゴールを目指した常葉大橘の粘りも光ったが、4-1で藤枝順心が勝利し優勝を決めた。