浦和レッズユースDF田中義峯(写真=会田健司)

 "なにがなんでも自分で決めてやる"というよりも、味方の選択肢を増やし、相手の嫌がることを考えての判断。試合展開を冷静に分析できているからこそのプレーだ。試合後に阿部勇樹監督も"焦れずに我慢強く戦う事"が大事だと話したが、田中も決して痺れを切らして上がっていったわけではなかった。

 昨年戦っていたプレミアリーグとは違い、今年は相手が引いてくる試合が増えるかもしれない。そういう展開ではこの試合で田中がみせたプレーのような判断も大事になってくるはずだ。

 そしてトップ昇格を決めている田中にとって、今年はさらに高い基準でのプレーが求められる。今季から新設されるU-21 Jリーグについても、田中は冷静に、かつ野心的に捉えている。

【次のページ】 トップ昇格内定の浦和ユースDF田中義峯「勝たないと意味がない」(4)

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2026 関東1部
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2026 関東1部