4月を迎えて、選手たちは自ら動き出す。サッカー部のビラを作って新入生歓迎会で配り、背の高い1年生がいれば「サッカーをやらないか」と声をかけた。その結果、10人以上がサッカー部に加わった。経験者と初心者が半数ずつだが「人数が増えたら良いな、と思っていたのですごく嬉しかった」(奈佐)。練習でやれるメニューが増えて、練習試合も行えるようになり、そうして迎えた高校総体予選の1回戦だった。
結果は大差となったが「練習試合より気持ちも高まってプレーできた。個人的にも自分の良さを出して戦えたし、回りを見てプレーすることもできました。失点するにつれて声が少なくなっていったのは反省点だけど、これをバネにして京都総体(府内の大会)やリーグ戦(京都府4部)へ挑みたいです」(野田)、「初めての公式戦で連携があわないところもあったけれど、後半は攻撃を仕掛けることができた。守備も含めて、良くしていきたいです」(奈佐)と話していた。