帝京MF10渡辺莉太(3年)

 試合開始直後こそ本郷の気迫に押される場面もあったが、渡辺がボールに絡み始めると一気に帝京ペースへと傾く。絶妙なポジショニングでパスを引き出すと、前線のFW22小山凱成(3年)、FW13東江心平(3年)の2トップへ高精度なラストパスを供給し、2つのアシストを記録してチームに勢いをもたらした。

 圧巻だったのは後半21分だ。相手陣内で浮き球を受けた渡辺は、30m以上あるかという距離から芸術的なループシュートを放ち、ゴールネットを揺らしてみせた。

 「自分はボールタッチとか、トラップとかのワンタッチ、キックが得意。ワンタッチで自分の蹴りたいところに置けるのが自分の武器なので、それが得点シーンに繋がりました。GKがずっと前に出ているのは見えていて、自分がいい状態になった時に前に出ているのが見えた。あとはゴールに打つだけでした」

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
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