前橋育英vs前橋商

 昨季まで長年チームを率いた山田耕介監督が今季からザスパ群馬のGMに就任。そのため、現在は実質の指揮を執っている松下裕樹監督代行は試合後、「勝てて良かったです。次に進むことが一番なので」と、まずは決勝進出という結果を評価した。その一方で、「最後は少しバタつきましたし、もう少しクオリティーとか、いろいろなことを高めないといけない。ボールを動かすところでも、もう少しテンポ良く動かしたいし、攻撃の部分もそこまで良くなかった。受ける位置の修正だったり、相手を見てちゃんと選べるようにならないといけないですね」と、決勝戦へ向けて選手に改善を求めた。

 強豪チームを預かる松下監督代行は「大変ですね。嫌になっちゃいますね(笑)。(山田耕介監督が)こんなのを何十年もやってきたのは凄いと思います。まだ半年も経っていないくらいなのに。責任重大です」と吐露した。

 その一方で、前橋育英からプロ入りし、Jリーグで18年間にわたって7クラブを渡り歩いた松下監督代行は、さまざまな指導者やサッカーに触れてきた自身のキャリアを礎に、選手育成に対して明確なビジョンを描いている。

 「先につながる選手を育てたい。どんなところに行っても、どんな場所でも、どんなサッカーでも順応できる選手になってほしい。メンタリティーもそうだし、プレーもそう。ここで終わりじゃないから、次の場所でも『選ばれる価値のある選手』だと思われるような選手たちになってほしい」と目を輝かせていた。

(文・写真=古部亮)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)群馬予選
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