1月9日、第95回全国高校サッカー選手権決勝、昨年12月の高円宮杯U-18チャンピオンシップに続く2冠を狙う青森山田(青森)とここまで5試合連続無失点で99年度の市立船橋(千葉)以来の無失点優勝を狙う前橋育英(群馬)の一戦が埼玉スタジアム2○○2で行われ、青森山田が5-0で勝利し選手権初優勝を果たした。
前橋育英は16分、カウンターから高沢颯が抜け出し、青森山田GK廣末陸と1対1になったが廣末のビッグセーブに阻まれゴールならず。対する青森山田は24分、右サイドからのクロスを受けたここまで4戦連続ゴール中の千葉内定MF高橋壱晟がワントラップからシュートを放つと、これがゴールネットを揺らし青森山田が先制に成功。早い時間帯で同点に追いつきたい前橋育英は45分に右サイドからFKでチャンスを作るも得点ならず。一方、青森山田は直後の前半アデョショナルタイムに嵯峨理久の今大会3得点目のゴールによって青森山田が欲しかった追加点を奪取し、2-0で前半を折り返す。
後半に入っても鳴海彰人、佐々木快らのゴールによって青森山田がゴールを重ね、5-0で勝利し初優勝を果たした。ここまで5戦無得点だった前橋育英だったが、青森山田の攻撃を食い止められず悲願の初優勝は次回大会以降に持ち越しとなった。
▽第95回全国高校サッカー選手権予選
第95回全国高校サッカー選手権予選日程・結果