終盤怒涛の追い上げを見せ、初優勝を飾った清水桜ヶ丘を筆頭にどこが優勝してもおかしくない混戦模様を呈しているプリンスリーグ東海。その中でも注目は新鋭、浜松開誠館。昨シーズンは新人戦を制すると、選手権でも県4強と強豪が凌ぎを削るサッカー大国で結果を残してきた。プリンスリーグでは第15節終了時点で首位に立つなど大きなインパクトを残しながら、惜しくも初優勝を逃す悔しい結果に終わったが、高いレベルのリーグ戦で得た貴重な経験は今シーズンの戦いに大きく作用するのではないか。
加えて、2年ぶりのプレミアリーグ復帰を目指す静岡学園、4連覇を阻まれ王座奪還への再スタートとなるジュビロ磐田U-18、さらには昨シーズン、総体、選手権共に全国を逃すなど苦杯を舐めた四日市中央工も昇格1年目で優勝争いに絡んでくる可能性は十分持っている。熾烈な優勝争いの行方から目が離せなくなりそうだ。
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