東京都サッカー協会および東京朝鮮中高級学校サッカー部OB会主催のもと、過去24年の歴史を誇る「国際親善ユースサッカー大会 イギョラ杯」が今年も開催。来月19日から21日までの3日間、味の素フィールド西が丘など全5会場で覇権が争われる。

 25度目を迎えた今大会は関東地区を中心に全16チームが参加。昨冬選手権4強の流通経済大柏日大藤沢を筆頭に、前回大会王者北海道コンサドーレ札幌U-18、今季からプレミアリーグに参戦するFC東京U-18、昨季のT1を制した実践学園ら実績抜群の強豪が勢揃いするだけに優勝争いは熾烈を極めそうだ。

 かつて、公式戦への出場資格を有していなかった東京朝鮮中高級学校にとって、選手権に代わる場との位置づけで1990年に始まったこのイギョラ杯。第25代王者を決める今年の“春の選手権”、手に汗握る熱戦の連続に期待したい。

▽大会方式概要
AからDまでの4ブロックに分かれて行われる予選リーグ終了後、各組1位が優勝を争う決勝トーナメントに進出。その他予選リーグの順位に応じて順位トーナメントに戦いの場を移す。

▽予選リーグ組み合わせ
A組 東京朝鮮中高級学校(東京)、韮崎(山梨)、藤枝明誠(静岡)、成立学園(東京)
B組 帝京(東京)、習志野(千葉)、北海道コンサドーレ札幌U-18(北海道)、日大藤沢(神奈川)
C組 FC東京U-18(北海道)、京都朝鮮中高級学校(京都)、矢板中央(栃木)、國學院久我山(東京)
D組 実践学園(東京)、三浦学苑(神奈川)、鹿島学園(茨城)、流通経済大柏(千葉)

▽会場
・東京朝鮮中高級学校グラウンド
・味の素フィールド西が丘
・FC東京小平グラウンド
・実践学園高尾グラウンド
・赤羽スポーツの森公園グラウンド

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