日本はその後、堂安と三笘の両サイドを軸に攻撃を仕掛ける。76分には三笘を起点に、左サイドを駆け上がった中山へとパスが渡り、最後はその中山からマイナスのパスを受けた堂安が鋭いシュートで追加点を狙っていった。

 そして、自陣でボールを奪われてブレンデン・アーロンソンに際どいシュートを放たれた81分のピンチを凌ぐと、今度は日本に追加点の絶好機が訪れる。88分、三笘が左サイドから切れ味鋭いドリブルで敵陣を突き進むと、ゴール右を打ち抜く。ついに日本は追加点を奪い、勝利を引き寄せた。

 このまま試合は2-0で終了。日本にとって、11月に開催されるワールドカップへと弾みをつける白星となった。

▽2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合
2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合