ハーフタイムを経て森保一監督は、古橋に代えて上田綺世(セルクル・ブルージュKSV/鹿島学園出身)を投入する。

 さらに67分には南野、三笘、柴崎に代えて鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト/東山出身)、相馬勇紀(名古屋グランパス/三菱養和SCユース出身)、遠藤航(VfBシュツットガルト/湘南ベルマーレU-18出身)をピッチに送り込んだ。

 すると左サイドに入った相馬のドリブルからチャンスを作る。60分には相馬のクロスから上田が惜しいヘディングを繰り出した。

 また79分には鎌田から上田につなげ、最後は堂安が左足でシュート。GKに止められたこぼれ球に上田がヘディング。しかし、これも相手GKに防がれた。

 日本にとって最大のピンチは83分。80分にペナルティエリア内で谷口が相手FWミカエル・エストラーダに足をかけてしまいPKを献上してしまったが、エネル・バレンシアのシュートをシュミットがファインセーブではじき出した。

 その後、一進一退の攻防が続くも、そのままスコアレスで試合終了。ワールドカップのメンバー発表前、最後の親善試合はドローとなった。

▽2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合
2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合