HBO東京の布陣はGKに喜久山 直樹、DFラインが右から外山 純司・原島 弘樹・村中 和夫・米窪 達也、中盤に村田 勝利、佐藤 宏、向井 浩二郎を敷き、トップは右に畑中 俊逸、真ん中に佐々木 竜太、左に平山 正樹を置く形の4-3-3で臨んだ。
試合は開始と共にかなりのハイペースで行われた。
開始早々、米窪が景気づけに遠目からシュートを放つもこれはDFにあたってゴールをそれる。
更にその1分後、平山からのスルーパスを受け、佐々木が反転からシュート。しかし、これは枠の外。
前半9分、今度は佐々木がこぼした球を平山が拾いカットインからのシュート。これは惜しくも右ポストにあたってしまい弾かれてしまう。高校時代鹿島学園でコンビを組んでいたホットラインが相手に脅威を与える。
そして前半11分、ゲームが動く。佐藤が中盤から左サイドの畑中にスルーパス。これを畑中が中にいる平山へと繋ぐと、平山からのボールに反応した佐々木が落ち着いてゴールを決める。見事なコンビネーションで1点目を決め、1-0とHBO東京がリードする。
しかし、前半20分ペナルティボックス外で相手を倒し、三菱東京UFJ銀行にFKを与えてしまう。これを32番が見事に右上隅に決め、同点とされてしまう。
振り出しに戻ってしまったHBO東京であったが、その僅か1分後、佐々木が平山とのワンツーで中に切れ込み、鋭いシュートを放つ。これがゴール左に決まり、2-1とまたリードする。
さらに前半にリードを広げたいHBO東京は前半28分、米窪の左サイドからのクロスに畑中が中で合わせるも、これはキーパーに止められてしまう。
前半40分にも、畑中からのスルーパスで佐々木がキーパーとの1対1を迎えるもこれは決めきることが出来ない。
前半はここで終了し、2-1でHBO東京が折り返す。リードをするも、三菱東京UFJ銀行に主体的にボールを持たれる時間もあり、油断できない展開。