開始から9番高橋、10番石井、13番倉俣中心に前橋育英が攻める。前半12分、前橋育英9番高橋が裏に抜け出しボールを受けシュートを放つも、惜しくも枠は外れる。同20分、前橋育英13番倉俣が左サイド突破からシュートを放つも、これはポストに弾かれる。開始から猛攻を仕掛ける前橋育英であったが、同27分遂に均衡を破る。前橋育英10番石井が3番峰崎からボールを受けると、ゴール前で絶妙な切り返しで相手DFを振り切り一閃、これが見事にゴールとなり1-0で前橋育英がリードする。何とか1点を返したい東京成徳大深谷であるが、ボールを持たれる展開に耐える時間が続く。そして、このまま前橋育英の1-0リードで前半は終了する。 後半8分、東京成徳大深谷10番北原が左サイドをドリブルで突破し、チャンスを作る。しかし、ゴールには繋がらず。同14分、前橋育英、左サイドにいた16番上野詩音からの折り返しを、11番深澤康太がしっかりと叩き込み、途中出場の2人の活躍でリードを2点に広げる。続く、同18分、東京成徳大深谷11番間中実来がカウンターから10番北原港に繋ぎ、ドリブルからシュートを放つも、これはキーパーにセーブされてしまう。同20分以降、捨身覚悟のプレシングで賭けに出た東京成徳大深谷がチャンスを作り始める。すると同25分、東京成徳大深谷11番間中が10番北原からスルーパスを受け、左サイドを突破。すると角度のない所からシュートを決め、1点差に迫る。こちらも途中出場の2人が結果を出す。後半35分、東京成徳大深谷5番長谷のロングスローの溢れから、3番堀井がオーバーヘッド。スーパーなプレイに会場も湧くも、これは惜しくもゴールを外してしまう。そして、そのまま試合終了。前橋育英が2-1と勝利を収めた。