開始と共に都立東久留米総合都立高島に襲いかかる。前半8分、都立東久留米総合10番伊藤がクロスに対し、ファーサイドからシュートを放つもキーパーセーブ。同11分、都立東久留米総合12番瀬尾が裏への抜け出しから、タイミングが合えば1点というシーンを迎えるも、合わずGK橋本にケアされる。 同14分、都立東久留米総合コーナーから1度は跳ね返されるも、12番瀬尾がヘディングで押し込みゴール。1-0と序盤からゲームが動く。

 追いつきたい都立高島は前半15分以降ボールを自分達で保持する時間が増えて来る。ボールを回しプレスを回避する事で、攻撃の時間を作ることに成功していた。すると同25分、都立高島のコーナーから、最後は7番丹治が気合で押し込み、執念のゴールで試合を振り出しに戻す。互いに引き続き攻め合いが続くも、前半はこのまま1-1で終了する。

 都立東久留米総合は10番伊藤はオールマイティに高い能力を発揮し、11番大久保はスピードで仕掛けて、12番瀬尾は絶妙なスルーパスでチャンスを作っていた。15番奥秋は攻守に渡り献身的にプレーし、14番川端は左サイドを豊富な運動量で駆け上がり攻撃に厚みを増していた。都立高島は10番橘田、18番古川、8番上坂とテクニックと高いアジリティーを兼ね備えた選手が中央に陣取り、11番岡が身体を張りターゲットとなる。前試合でサイドの駆け上がりを見せた2番川村は、今日は粘り強い守備で相手のエースを抑える。また、GK橋本は高い集中力でスーパーセーブを連発していた。

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