都立城東もゴールは奪われたものの、ボールキープの時間は続く。しかし中盤から前線へのパスの精度を欠き、中々決定的なチャンスを作り出すことができない。すると都立駒場が追加点を挙げる。前半16分、7番石川が中央へグランダーのセンタリングをあげると、これを11番FW天野寛太郎が合わせ、2点目をあげる。さらに都立駒場は畳み掛けるように、勢いそのままに3点目も奪う。前半アディショナルタイムに10番MF菊地陽が左サイド突破。クロスボールに11番天野が合わせ、3点目を決める。都立城東はボールキープの時間はあるものの、得点につなげることが出来ず、3−0と都立駒場リードで前半を折り返す。 後半に入り都立城東はセットプレーやカウンターから決定的なチャンスを作り出すものの、GK菅谷俊介に阻まれ都立駒場ゴールをこじ開けることが出来ない。すると逆に都立駒場が11番天野がハットトリックとなる、4点目を決め勝負あり。決定機を確実に得点に繋げた都立駒場が4−0でベスト8進出を決めた。
(文・写真 園内俊昭)